散歩道

弁理士試験の話から。その先どこに行くかは未定です。

短答の勉強~レジュメは有難いツール

 Windows10に踊らされています。目下の一番の敵です。「削られた機能」に限って愛用していた。よくある話ですが悲しい;;

 このブログ「散歩道」、自分と同じように、知識も弁理士試験体系などの情報もほとんど持たず、周りに弁理士の方もいない状況で勉強を始め、弁理士試験合格を目指している方をメイン読者と想定して書いていますので、ご了承を。

《短答知識のINPUT》

 一年目、短答知識のINPUTでは、条文、入門コースの講座とレジュメ、直前期に受講した講座とレジュメだけで勉強しました。

 ♯もっと理解力と精神力のある人でしたら、講座は入門コースだけでも充分?

 短答試験(平成26年)、条約を除いては9割近くの点が取れていました。商標で一問、わからない問題があっただけでしたので、特許と意匠は満点かも?と期待していました。なんと図々しいことでしょう!実際には両方ともしっかり間違えておりました。が、それ位、確信を持って解答できないと、本試験では8割以上取ることができないのでしょう。

 青本、審査基準、改正本は、読む時間の余裕があれば、理解を深めるために読むことが理想なのでしょうが、とてもそこまで手がまわりませんでした。私は時間に余裕があるにも関わらず無理でした。

 さらにこれらの内容で、試験に出る箇所は、せっかく講師の方が厳選してレジュメに掲載してくださっているので、それを使わない手はありません。

 本当にレジュメは、一直線に合格するための有難いツールです。

 色々なものに手を出さなかったため、短答試験までにレジュメはかなり頭に入っていました。毎日見ている台所の物の配置のように、少し考えれば細部まで思い出せる程。

 本当は条文もそこまでにしておけば、さらに万全だったのですが、そうでなかったのが、論文試験に落ちた敗因の一つです。

《OUTPUT》

 過去問、答練、模試は、1)知識の穴を見つける 2)問われ方に慣れる ために利用しました。

 個人的には特に2)が重要だと感じています。自分ではわかっているつもりで、事実知識としては頭に入っているのに、何故かいつも勘違いしたり、問われ方に惑わされたりするテーマがいくつか有りました。

 そこについては、「どう間違えたのか」を必ずメモして見返しました。特にAランク、Bランク問題の場合、自分固有の弱点ですから、つぶしておく必要があります。

 短答本試験の直前の一週間は、過去問は直近3年分で気になるものだけにして、模試や答練で間違えた問題を中心に見直しを行いました。このため短答試験の本番中、「本試験の問題は、LECの答練や模試に比べると易しい」と感じ、少し気が楽になりました。

 

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