散歩道

弁理士試験の話から。その先どこに行くかは未定です。

短答試験の直前期に受けた講座

 今朝のニュース「パリの同時多発テロ事件」心配ですね。

 その昔、ロンドン塔観光の帰りのバスから、隣の橋で煙が上がっているのを見ました。後でIRAによるテロとわかったのですが、ロンドン塔への行きはその橋を渡っていたため、ぞっとしました。一歩間違えば。。。

 

 弁理士試験勉強の一年目、ほとんどの時間を「特許法」に費やしました。特許だけで精一杯。

 このため直前期に入っても、特許法とは全く別の規定も多い「商標法」は、まさにカオス状態。焦っているので、レジュメや条文を読んでも、カオスが進行するばかり。

 そんな時に、B先生の「短答四法スピード対策講座」を見つけました。ブログ村でもおなじみのLECの先生です。♯昨年、2014年向けの講座です;;

 既に3月中旬。これから新しい講座はどうかと、躊躇しましたが、何よりも気持ちが行き詰まっていたため、受講することに。

 ・講義での説明が明快

 ・受験生が、何をわかっていないか、よくわかってらっしゃる

 ・四法を横断した表が多用してあり、商標だけでなく、特実、意匠の知識も整理整頓

 ・レジュメに条文が掲載されているため、条文とのリンク付けも容易

《なるほど!》

 講義では例えば、

 「特許庁がいっちゃん早くしたいことは出願公開だから、出願公開に関係する翻訳文提出などは、一番早い優先日から起算。出願公開と関係ないことは実際の出願日から」

 言われてみれば、何となくわかってはいたことですが、この「何となく」が、本試験では、迷う→間違うルート。しっかりと鉄板の理由を教えて頂くことで、もう優先日か実際の出願日かは迷わないぞ!と安心。

 今年の本試、外国語書面出願、この事を思い出しました。1年以上前に聞いたことなのに、印象に残ったことは忘れないんですね。

《防護とマドプロ》

 この二つは、もうダメと諦めていました。が、

 B先生の講義とレジュメで、頭スッキリ。ただの「食わず嫌い」だったんだとなあ、と納得。

 本試験、マドプロ問題で確信持って解答できたことは、単にそこで点が取れたという以上の影響がありました。

《精神面で》

 何よりも、本試験直前の苦しい時期に、B先生の明るい講義に励まされました。

 周りに、勉強仲間や相談できる人がいなかった私には、特にありがたかったです。

 「大丈夫!」と言われると、大丈夫な気がしてくる。

 腕をぶんぶん上下に振って、体中を動かしての講義を見ていると、こっちも何だか元気が出てくる。♯失礼な表現、お許しを。

 あまり動かないE先生と、動いているB先生では、そのスタイルの違いこそあれ、講義で話されている本質、「迷ったら法の目的に戻る」「覚えるんじゃなくて考える」は同じでしたので、安心して受講できました。

 この精神面での支えが、実は一番大きかったです。 

 

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