散歩道

弁理士試験の話から。その先どこに行くかは未定です。

短答試験の模試、答練

 理解や記憶の方法は、人それぞれ合う合わないがありますので、ブログで紹介していることで、「いいな」と思われることは参考にして頂き、逆に「自分には合わない」と思われることは、どうか無視してください;;

 但し、はっきりお勧めできることがあります。それは、できるだけ答練や模試を、全て会場で受けること。特に来年はじめて短答試験を受ける方なら尚更です。

 最初に、短答試験が3時間半ぶっ通しと聞いた時には、冗談かと思いました。次に、トイレは大丈夫かしら?途中でイヤになって投げやりになるに違いない!と、頭の中が心配で一杯に。

 実際に年が明けて答練を受けてみると、一生懸命でそれどころじゃないため、3時間半という長時間は、案外大丈夫でした。

 一番苦労したのは7法の「頭の切り替え」。条約は一つで複数あるため、実際には10種程度の規定を次々と渡り歩いて解答しなくてはいけない。日頃の理解&記憶の勉強とは別に、「訓練」が必要と強く感じました。

 このため、過去問まわしの最終回には、出来る限り、一日に複数の法域を解きました。特に過去問の論点が限られている意匠は、意匠ばかりやらないように気を付けました。 

 ♯ 特許の先後願や意匠は、楽に問題が解けるから、ついついやってしまう。楽に解けるんだから、本当は、後回しでいいはずなのに。。。

 それでもやはり、自宅では限界があります。

 通常の講義は途中からかなりさぼってしまい、web受講が多かったのですが、短答試験の答練と模試は皆勤賞です。当初から、短答の答練と模試だけは、絶対に全部受けようと固く心に決めていました。といってもLECしか受けていませんから、回数はしれています。が、毎回着実に「慣れてきた!」という実感がありました。

 来年の短答試験は足切りが導入されますので、今年までであれば「この問題は時間かけるのよそう」とあっさり判断できた条約の難問も、粘らざるを得ない状況になるかと。それで時間がなくなり、焦って簡単な問題でミスする!絶対に避けたいですね。 

 講師の方々もアドバイスはしてくださっているでしょうが、結局は答練などで、「これ位悩むと、どれだけ時間がかかるかな?」と自分で見極めて、マイナス要因を確実に一つ取り除いておく必要があると思います。

 

<追記>

 気を付けていたにも関わらず、やはり本試験で、特許の「補償金請求権」と商標の「金銭的請求権」の要件を取り違えてしまう というミスをやらかしていました。あまり難しい問題ではなかったため、特に迷いもせず、自分でも何考えてたんだろう!?と情けない。本試験とはそういうものですね。

 参加してます♪

にほんブログ村 資格ブログ 弁理士試験へ
にほんブログ村