過酷な...
本試験で最も緊張したのは、二度目の論文試験。理由は明確で「落ちた経験があるから」。
しかし最も過酷だったのは、やはり短答試験です。
今頃の時期は、四法を中心に勉強しながらも、下三法もそろそろやらなくてはいけない。特に条約はそれだけで独立した一つの試験でも良さそうな程のボリューム。頭おかしくなりそう!
ただ短答試験は、初めて受験する人間が有利な面もあると。。。
論文試験は、たとえ少しずつでも書くことを続ければ、実力が上がっていきますが、短答試験はそうとは言い切れない気がします。受験前の半年間、なりふり構わず思いっきり集中するかどうか。
今振り返ると、余計な事を考える要素がなかったからこそ、出来たことも多かった。もう一度同じことをやれと言われても、出来る自信がありません。
試験問題は、全く知らない事が出るのではなく、「どっちだったかなあ?」と迷って間違えてしまう。
なので、真っ白な状態から勉強を始めて日の浅い人間の方が、正確な知識だけを入れやすいし、未ださほど飽きていない。法改正前の事を知らない分、不必要に迷う知識も頭にインプットされていない。と良い面もたくさんあります。
とはいえ私の場合、本試験で条約はボロボロでした。理由は多々ありますが、PCTとTRIPSについて、四法でしたような、流れや体系を理解することを怠った結果、記憶も不十分な上、「PCTならきっとこう!」という直感も働かなかったためです。
やはり全然わかっていないものを、直前期にやみくもに詰め込むだけでは無理がありました。
条約については、時間が無かったというのは言い訳で、気が進まなかったというのが、本当のところです。
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