散歩道

弁理士試験の話から。その先どこに行くかは未定です。

ターメリックライスに動揺しない心

 弁理士試験勉強を始めた年の8月から、昨年の論文試験まで、毎日の勉強記録をつけていました。

 春から夏にかけての時期は、弁理士試験の山の高さがピンときておらず、勉強ゼロの日が何日もつづく、、、さすがにこのままではマズイと反省し、「今週やること」を決め、毎日の勉強時間と何をしたかを簡単にメモ。メモは自分だけが分かれば良いので、簡単な記号のようなもので。

 最初はもっと長いスパンの計画を立てていましたが、全く実行できず、勉強よりも計画変更してる方が長い! 「今週」だけ決めることにしました。

 年明けの今の時期、週末は論文答練、他の日は短答基礎講座の「条約」をweb受講。「条約」⇒半泣き状態だったと思います。♯大泣きだったかも

 1月は、条約、不競法、著作権の短基礎web受講と論文答練。2月からは短答答練も始まり、体力勝負。

 

 話は飛んで、H27年論文本試験の商標では、「可能性のある無効理由を根拠条文とともに列挙し」の後に、「その中で最も適切な無効理由に基づいて、当該商標登録を無効にできるかを説明せよ」という問い方がされていました。

 私はこの「最も適切な」という言葉に過剰反応してしまいました。通常答練では、「想定される/可能性のある拒絶理由、取り得る措置 列挙」と問われ、落とさないように気を付ける。なのでこの「最も」のたった一言で、急に思考が発散しました。

 

 本試験は、その当日にどれだけ集中力を途切れさせないか、がとても大切。でもどうしても「動揺」させられる問題や問い方は出てきます。全くゼロということはないでしょう。

 答練では、理解や記憶の穴を見つけるのも重要ですが、知識面以外でも自分の弱点を知り、心を鍛えることにも使えます。勿論、本試験とは緊張感がまったく異なりますが、そこは取り組み方次第。

 単に正解した/しなかっただけでなく、気持ちが焦った問題、頭に血が上った問題、妙に引っかかって時間をかけてしまった問題、問われていることを完全に勘違いした問題、読むのが苦痛だった問題、などなど、日頃の勉強だけでは経験できないものを経験するチャンスです。

 それにしても、H27年短答試験 意匠のターメリックライスは、さすがに反則だと思うのです。受けてない私が文句言っても仕方ないのですけど、もしもターメリックライスを知らなければ動揺しそう。「ターメリックライスの粉」ってそんなに誰もが当然知ってるものなのかしらん?? 何故にターメリックライスをチョイスしたのか聞いてみたい気持ちです。謎。。。

 今年も不思議な「粉」が出てくるかもしれません。それでも動揺は最小限に、すかさず横に流しましょう。

  ちなみにターメリックライスは好物ですが、自分では作りません。「ターメリックライスの粉」は服につくと落ちない、ガンコなシロモノです。

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