色々な模範答案
真面目に論文に取り組んで、悩んだことの一つが、「模範答案」が色々あることでした。
ゼミのE先生の答案、他の先生の答案、過去問集や答練などのLECの答案、参考書、などなど、同様の設問に対して、書いてあることが違うことも多々あり。全文書きの厚みも違えば、時々解答そのものも異なる場合もある。
結局、こんな所で堂々巡りしてる暇はない!と、E先生の模範答案だけ、基本的にはゼミの内容で勉強することにしました。実際問題、それで手一杯だったとも言えます。
今の時期に受けた実践答練も、幸いE先生が解説を担当されていましたので、先生が作成されたオリジナル答案を頂いて参考にしました。
ただ、LECのレジュメには、関連する青本や判例が記載されており、そこだけは必ず読むようにしました。普段ほとんど青本を読んでいなかったため、せめて答練を受けたところだけはインプット。
色々な先生の講座に触れて、「こういう書き方もあるんだなあ」と取り入れていくのも一つの手だとは思いますが、そんな器用な事が出来るレベルではありませんでした。
さらに模範答案を読んで「ふうーん」と思っただけで、書けるようになるわけではないので、書き込みをする際のお手本は一つに決めた方が効率も良い。
一人の先生のスタイルをきちんと修得。修得するというのは、単にその書き方を真似るだけでなく、その答えに至るまでの思考プロセスも修得することになるため、あれもこれもと欲張ると思考回路が複雑に。時間制限のある試験を受けるという観点では、一本化するのがベスト。
どうしても納得できなければ、「自分に合う」先生か、テキストや参考書を見つける。
私がこんなことを言うのはおこがましいのですが、LECの先生であれば、どの先生についていってもちゃんと合格できるんだと思います。あとはその先生を信じることができるかどうか。
参加してます♪