論文の勉強~答案構成ができるようになる
1年目の論文試験の失敗から、2年目はちゃんと計画性をもって、順番に取り組むことにしました。
1.答案構成ができるようになる
2.解答を間違わない、項目を落とさない
3.事実+条文のあてはめ文を決めて、条文見なくても書けるようにする
4.答練で全文書き
《1.答案構成》
定評のあるLECのN先生の講座を取りました。その講座で、
・問題文から時系列の図をおこし、対象の出願より前の事実を拾う
・特許で引例による拒絶理由は、29条1項2項、29条の2、39条の三つ
・意匠3条の2では、組物、全体、部品、部分で、大きいものと小さいものを比較
・周知商標が出てきたら、4条1項10号、15号、19号をチェック
といった基本を学びました。
当たり前のことばかりですが、昨年の私は、頭の整理が全然できていませんでした。
N先生の講義で、散らかり放題だった知識を、きちんと論文棚に整理して頂いたという感じです。
短答用の知識として「知っている」のと、論文用に「はきだせる」ようになっているのとは、別物でした。
また、答案構成は「条文番号」で書けば、速いうえに、全文書きする時に根拠条文を落とさない、ということも学びました。
《2.解答を間違わない、項目を落とさない》
N先生の講義のおかげで、やっと、答案構成は何をするのかがわかったので、過去問や答練の問題で、答案構成の練習。
最初の内は、措置項目が半分しか挙げられない、先後願が複雑だと混乱する、、、でしたが、少しずつ改善、と同時に結構楽しくなってきました。
意匠で分割したら関連意匠も、商3条1項3号ある処に4条1項16号あり、といった定番も、最初の内は毎回忘れていたのですが、何回もやって慣れるしかないと、焦らずさぼらず一歩ずつです。