雑記:瞑想
多忙で時間が取れないこと以上に勉強の妨げとなるのが「精神状態の浮き沈み」。嬉しいことや楽しいことがあればそちらに流され、悲しいことや辛いことがあれば落ち込み、勉強どころじゃない。365日フルに平常心の人がいたら怖いです。
対処法の一つとして、勉強前に「瞑想」をしていました。
以前から、瞑想は心を落ち着かせるのに良いだけでなく、ゆっくり呼吸し瞑想することで記憶力などが増す、と聞いていました。
しかしこの「瞑想=心を無にする」はやってみると、そう簡単には出来ないんですね。「何も考えない」のは「難しいことを考える」以上に難しい!
瞑想はじめて数秒も経たない内に、どこかが痒いとか、外の音が気になる、その内、普段は思い出しもしない何年も前の出来事をふと思い出したり、、、何も考えまいと思えば思う程、色々な事が浮かんでくる。
弁理士試験の勉強を始めた頃、たまたま友人に誘われて、初めて「座禅」を体験しました。場所は京都の建仁寺です。その時に住職からいい方法を教わりました。
住職の仰るには
「何も考えまいと頑張るのではなく」
「心に浮かんできたことを一度軽く受け止めて、さっと横に流してください」
そう、次々と考えてもいいんです!さらっと横に流していけば。
この方法を教わってから暫くは、毎日瞑想していました。瞑想も訓練が必要で、徐々に上手に長い時間できるようになっていきます。しばらく横に流してると、その内何も思い浮かばなくなります。
本試験でも必ず瞑想を数分間していました。出来るだけゆっくり呼吸すると、脳細胞の隅々にまで酸素が行き渡る感じがして、気持ちも落ち着きます。瞑想は少し訓練が要りますが、呼吸だけなら簡単ですので試してみてください。
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